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Webサイト制作

Webサイト制作の流れを解説!企画設計から制作・公開後の運用まで

まだWebサイトをお持ちでない事業者様やこれからWebサイトの制作を検討されている事業者様に向けて、Webサイト制作の基本的な流れについて解説いたします。

Webサイトを制作する流れ

いざ自社のWebサイトを制作しようとしても、一体何から手をつけて良いのかよくわからない方も多いかと思います。そこで今回は、Webサイト制作の基本的な流れとなる企画設計から制作、そして公開後の運用までまとめて解説いたします。

Webサイトの企画・設計

Webサイトの目的を決める

Webサイトには様々な役割があります。誰に・何を・どのように伝え、最終的にどのようなアクションを期待しているのかを明確にする必要があります。

ターゲットを決める

目的が決まれば、次は誰をターゲットにするのかを明確にしていきます。自社の商品やサービスを利用する人はどんな人なのか、具体的なユーザー像を絞り込んでいきます。

  1. 人物の属性:「氏名」「性別」「年齢」「職業・役職」「家族構成」「年収」など
  2. 人物のパーソナリティ:「性格」「価値観」「口癖」「悩み」など
  3. 人物のライフスタイル:「よく読んでいる雑誌」「趣味や休日の過ごし方」など
  4. 人物の人間関係:「仲の良い友人」「所属コミュニティ」など

このターゲット設定がこの後のすべての工程に大きく影響しますので、
時間をかけて慎重に検討する必要があります。

コンセプトを決める

ターゲット設定が完了したら次はコンセプトを設定します。 ターゲットに対してWebサイトを通じてどんなことをアピールしたいのかを決めていきます。大学生に向けた新卒採用が目的の場合は、競合他社と比較した自社の強みと将来性についてメッセージを発信するなど、要件をまとめていきます。

サイトデザイン

サイト全体の仕様について情報を整理し構成をまとめていきます。 サイト設計の場合はページ構成やディレクトリ構成、コンテンツの名称やメニュー項目など、Webサイトの骨格となる部分について仕様を決めていきます。 特にディレクトリ構成は後から変更するのが難しいため、綿密に設計する必要があります。

サイト設計

サイト設計に基づいて制作が必要なページをデザインしていきます。 TOPページのデザインをはじめ、下層ページの雛形となるデザイン、 問い合わせフォームのデザインなど、後の工程となるコーディング作業に必要なページのデザインデータを用意します。

サイト制作

ドメイン・サーバーの取得

Webサイトの住所はIPアドレスという識別用の数字で表されます。 通常、数字のままでは覚えにくいのでドメインという仕組みを活用して、IP アドレスの住所に名前をつけるのが主流です。ドメインの取得は主に、ドメイン取得管理代行サービスを利用します。 サーバーは自分で構築することも可能ですが、専門的な知識が必要となるため、簡単な操作で利用できるレンタルサーバーを利用するのが一般的です。

コーディング

Webサイトのデザインが完成したら、次にコーディング作業を開始します。 コーディングとは、HTMLやCSSなどのソースコードを記述し、Webサイトをブラウザ上で見られるようにすることです。HTMLで文書を記述し、CSSで見た目のデザインを設定します。 こちらも専門知識が必要となりますので、コーディング不要でソースコードが生成される有料ツールを利用するか、サイト構成が複雑な場合はデザインと合わせてWeb制作会社へ委託するのが一般的です。

システム構築

WordPressやMovable TypeなどのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を導入する場合、Webサイトのコーディングとは別にシステム構築作業が必要です。 各CMSの仕様に合わせたサーバー設定およびプログラミングの実装を行います。

動作検証確認

Webサイトの閲覧端末(PC・タブレット・スマートフォン)や閲覧ブラウザ(Google Chrome・Microsoft Edge・Mozilla Firefox・Safari)はユーザーによってさまざまです。それぞれの環境で正常に表示されるかチェックし、問題があれば修正を行い正常に表示されるよう調整します。

Webサイトの公開作業

動作検証確認が完了したら、いよいよ公開作業となります。 Webサイトを公開するサーバーに構築したデータをアップロードします。 アップロードにはFTPと呼ばれるソフトウェアを利用します。FTP経由でサーバーに接続することで、簡単にファイルをアップロードおよびダウンロードすることができます。 無料で使えるものも多く、一般的には「FFFTP」「FileZilla」「WinSCP」などがあります。 WebサイトのデータをWebサーバーにアップロードしたら、再度表示や動作に問題がないか最終確認を行いましょう。 問題なければWebサーバーとドメインの紐付けを行い、公開作業は完了となります。

Webサイトの運用

Webサイトの制作はあくまでも目標達成のための開始に過ぎません。 制作後にきちんと定めた目標に向かって計画通りにWebサイトが役割を果たしているか、定期的に成果を計測していくことが大切です。 Webサイトのアクセス解析ができるGoogleアナリティクスをはじめ、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つGoogleサーチコンソールなど、成果の計測に役立つさまざまなツールが存在します。

まとめ

Webサイトを制作する前に、何を目的としてWebサイトを制作するのかを明確化すれば、おのずとマーケティングでも成果を上げることができます。ぜひ今回の記事を参考にWebサイトの制作に取り組んでみてください。 セブンネットでは、企業やサービスの魅力を最大限に伝えられるWebサイトの企画・設計・制作・運用保守までワンストップでサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。